7km20分、行けるのか!?


マラソン大会に出場中、途中で知人宅に立ち寄った、話に夢中で時間かなりたってしまったが、「まだ走っている人がいるみたい。」という途中から来た知人の彼女?に言われたので、「じゃあ、続き走ってくるわ。」と玄関の扉を開けて外に出た。

外と言ってもここはマンションなので、内廊下。すると女性が二人帰ってきて扉を開けて知人宅に入るやいなや、「この○○(ブランド名)の靴はどなたの靴かしら?3階の△■○(全く聞いたことのない単語)に置いてきて頂戴!」と大きな声を出している。と同時に知人の彼女が扉を開けて内廊下に出てきた。

「どうしたんですか?」と私が聞くと「ここはお金持ちが住むところだから、来客でこんな靴を履いてきたのが、恥ずかしいらしくて…」と言って悲しい笑顔をみせた。私は「あぁ、そうなんですか、私はこんな靴履いてきたのに。」としか言えなかった。

そして本当の外に飛び出し、靴の紐を締め直しコースに戻って走りはじめた。ランナーは誰もいない、しかも、コースの誘導表示もない。頭の中でコースを思い出しながら走っていると、靴ひもに違和感を感じて立ち止まった。左の靴ひもの結び目がぐちゃぐちゃになっていた。しゃがんで靴ひもを結び直すが、どうにも上手く結ぶことができない。

「あれ?困ったなぁ。」といい加減に靴ひもを結びなおして再スタート。「確かあの建物の角を左に曲がると大通りに出て、それを右折だ!」と誰もいない道を一人確認しながら左折右折をして北上した。

「あぁ、やっと学校についた。」
この学校が折り返し地点になっていて、ランナーも応援もいないようだが、ボランティアの学生が後片付けをしていた。

ジャージをきた女子学生が「もう間に合わないので、ここで終わりにしてください!」と言ってきた。残り7km、時計を見ると2時40分、ゴール関門は3時ジャストだ。「7kmを20分かぁ、キロ3分、確かに間に合わないですね。」と言うと、体育会系の先生がなぜか上半身裸でやってきて、「行けるところまでいきましょう。一緒に走りますので!」と言ってくれた。「はい!」というしかなかったので、そういうとまた走り始めた。

が、その先生むちゃくちゃ早い!しかもさっき上半身裸だったのに、いつの間にかジャージ着ている。いつの間に着替えたんだろう?と考えているうちにどんどん先生と私の距離が広がっていく。しかも、先生は一切こちらのことは気にせず本気モードで走っている。

その後、すっかりおいていかれ
「うわぁ、これは無理だ。」
と目が覚めました。

またまたリアルなパラレルワールドへ行ってきました。
時計を見ると4時過ぎていました。
ゴール関門には間に合わなかったです(笑)


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