小江戸大江戸200k完走のために 第十弾! 低体温対策


小江戸大江戸200k完走のために 第十弾は 低体温対策です。小江戸大江戸200k完走のために 第八弾! エネルギー切れに注意しろ!の続きです。

低体温対策

フルマラソンや100kmウルトラマラソンよりも距離が少し長くなるので、昼夜の温度差、気温の変化に対する対策が必要となります。

特に荷物を預けることができるエイドは一か所しかありませんので、高速ランナーで無い限り粋がって身軽装備で挑むと地獄を見る可能性があります。財力にものを言わせて途中で装備を購入したり捨てたりすることも可能ではありますが...

START&FINISH地点である川越の蓮馨寺(れんけいじ)に荷物を唯一荷物を預けることができます。ここで着替えをすることが可能ですが時間によっては部屋もトイレも混雑しますので、荷物から目的のものをすぐり取り出せるようにあらかじめ仕分けしておくことが大切です。小江戸コースを走った後の疲労で思考能力が著しく低下している場合があります。

超低速ランナー(本番経験時間が長いのが自慢です!)としていえることは、上着よりも下着に金をかけろ!ということです。極端な話、一番上に羽織るものはビニール合羽でもウインドブレーカーでもレインウェアでもなんでもよいです。これは雨風を防ぐことが目的ですので。

低体温になるのはやはり下着が濡れて直接肌が冷やされること。これはキケンです。ビニール合羽で蒸れて下着が濡れちゃうから話が矛盾しているんじゃないの?

そうです。下着がポイントなのです。夜間走のない100km程度のウルトラマラソンであればTシャツ一枚着ていてもよほどの天候不良で無い限り生命の危険はほとんどありません。
しかし、200kmオーバーとなると夜間走無しで走りきれる人間は恐らくいないでしょう。

長時間走っていると必ず汗をかきますのでシャツが汗でビチャビチャになってしまいます。日中であればすぐに乾くので特に問題ありませんが、夜間や曇天雨天などの場合には肌の体温を奪ってしまいます。疲労+寒気⇒低体温症という悪魔の公式が成立してしまう恐れがあるのです。

私自身下着を着るどころか重ね着なんて暑苦しいよ!と富士山山頂へも槍ヶ岳山頂へもオレンジ半袖Tシャツ一枚で登っていたのですが、昨年の小江戸大江戸204km前、昨年11月の自主練たったかビワイチ(琵琶湖一周)、そして今年1月の自主練たったかトワイチ(東京湾一周)では、メッシュタイプの下着、3っのメーカーのものを試してみました。

どれが良いのか悪いのかは人それぞれだと思うのでここでは触れませんが、いつものシャツの下にメッシュタイプの肌着を着て無事完走することができたことを付け加えておきます。
素材としては「ポリプロピレン」で検索してみてください。千円以下の商品もあるようですよ。

ちなみに「いつもサラサラ」「どんなに汗をかいても快適」なんていう記事はあまり信用できませんのでお気をつけください。


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